2割の余白
2026/03/02

今年は早い。標高1200Mのこの辺で蕗の薹がもう出ている。
雪も雨も明らかに少ない。今年はどんな年になるのだろうか?
僕は何でも8割で物事を考えている。2割の余白を残すという言い方でもいい。
例えば、おまかせコースの内容を考えるときに、食材選びや料理の完成度に対して自分の今ある力を
100%出さないようにしている。80%の力で仕上げている。
別に手を抜いてるという話ではない。
その方がお互いにいい。なぜなら、、、
100点の料理を食べて満足したお客さんが次にDANLOに来たとき
そのお客さんは前回食べた料理くらい、もしくはそれ以上のものを期待してDANLOに来る。
2回目に来た時、前回よりいい食材が集まらなかったり、僕の体調がいまいちでいいパフォーマンスが
出せなかったりして80点の料理を出してしまったらそのお客さんはきっと、前回の料理の方が良かった
なぁ、もう行かなくてもいいかなぁ。と思ってしまう。
それは僕にとってもお客さんにとっても不幸なこと。
毎回100点を取るのは非常に難しい。
精神的にもかなりきつい。
だから80点でも満足してもらえるような料理を提供する。
そう心に決めている。
その方が店もお客さんとの関係も長く続くと思う。
一回行ったら終わり。僕はそんな店にはしたくない。