2割の余白

2割の余白

今年は早い。標高1200Mのこの辺で蕗の薹がもう出ている。

雪も雨も明らかに少ない。今年はどんな年になるのだろうか?


僕は何でも8割で物事を考えている。2割の余白を残すという言い方でもいい。

例えば、おまかせコースの内容を考えるときに、食材選びや料理の完成度に対して自分の今ある力を

100%出さないようにしている。80%の力で仕上げている。

別に手を抜いてるという話ではない。

その方がお互いにいい。なぜなら、、、

100点の料理を食べて満足したお客さんが次にDANLOに来たとき

そのお客さんは前回食べた料理くらい、もしくはそれ以上のものを期待してDANLOに来る。

2回目に来た時、前回よりいい食材が集まらなかったり、僕の体調がいまいちでいいパフォーマンスが

出せなかったりして80点の料理を出してしまったらそのお客さんはきっと、前回の料理の方が良かった

なぁ、もう行かなくてもいいかなぁ。と思ってしまう。

それは僕にとってもお客さんにとっても不幸なこと。

毎回100点を取るのは非常に難しい。

精神的にもかなりきつい。

だから80点でも満足してもらえるような料理を提供する。

そう心に決めている。

その方が店もお客さんとの関係も長く続くと思う。


一回行ったら終わり。僕はそんな店にはしたくない。