イタリアに学ぶ
2024/11/17
イタリア料理というのはとても僕に合っている。
リメイクの文化なんだ。
硬くなったパンをスープに入れてグラタンのように食べたり
メインディッシュとして作った牛肉のトマト煮の残りを次の日、パスタのソースにしたり、
ソテーしたキノコをローストした豚肉の付け合わせに使う。余ったらそのキノコをフリッタータ
(オムレツ)に入れたり、もしくはリゾットに入れたり、リゾット用に硬めに炊いたお米が余ったら
刻んだキノコと一緒にアランチーニ(ライスコロッケ)にしたりと展開することができる。
とても理にかなっているし無駄がない。もったいない精神がイタリアにはある。
そのへんがとても気持ちがいい。
見た目の華やかさみたいなものはないが実直で噓がないのがイタリア料理だと思う。
僕にもその精神が染み付いていて、とにかく食材をロスなく使い切りることに
日々全力をそそいでいる。
決しておおげさではない。
世間ではサスティナブルだのSDGsだの、かっこつけて言ってますけど
要はロスを出さないこと。
だいそれたことなんて考えなくていい。
やらなくていい。
自分で買った食材を無駄にしない。
捨てない。必ず使い切る。
それだけやればいい。