狩りの時間

狩りの時間


桜が散る頃に姿を現すアミガサタケ。

その年の一番初めの山菜がふきのとうなら

きのこの一番手はアミガサタケ。

今年はいい感じがする。


やっぱり狩りはいい。

静寂の中、鳥のさえずりが聞こえる。

時折風の音が重なる。

そんな山の中で夢中になって探す感覚。

無心で見つける感覚。

本能的に摘む感覚。

野生的に採る感覚。

この非現実的な空間。そこに身を置くことで

何とも言えない心地の良さ気持ちの良さを感じることができる。


道具もいらない。肥料もいらない。育てる必要もない。

そこにある自然に生えたものをいただく。

このシンプルさがいい。


おそらく、山菜ときのこは一番楽で簡単で地球に負荷のないサスティナブルな狩りと言っていい。