理想の形
2023/09/27
僕が産まれた頃(50年前)の日本は家族で仕事をしていた。
農家も豆腐屋も肉屋も花屋も定食屋も八百屋さんも。みんな家族で切り盛りしていた。
家族経営が当たり前だった。ところが、、、時代とともに
コンビニができて大型スーパーができてファミレスのようなチェーン店ができて。
いつの間にか世のお父さんは企業に勤めるようになった。
時代の流れに逆らうかのようにDANLOは今、家族経営をしている。
席数16程の小さなレストランを私、明子(妻)ちたる(義弟)の3人で切り盛りしている。
この少数精鋭なおかつ身内であるということ。
これこそが生き残る、継続していける最高の形(体制)だと思っている。
これからの時代、小さい店ほど強く長く続けていけると思う。
小さければ小さいほど人(お客さん)との距離は自然と近くなる。
それはお店の安定感につながる。
だから僕らがやることはたったひとつ。
目の前の、ここにいるお客さんを大事にすること。
大事にするということは裏切らないということ。
お客さんがDANLOを大事にしてくれて僕らがお客さんを大事にして。
そうやって、店は強くなっていく。
地に足ついた安定感のある強い店になっていく。